「命のお話し会」が行われました。(年中・年長組))

今日は、愛知県よりお越し頂いた、助産師の山中法子様と梶野葉子様による「命のお話し会」が行われました。。お二人は愛知県春日井市と小牧市で、お仕事のかたわらに子どもたちや保護者に、命の尊さのお話しや性教育をされています。

 

職員の山本先生がご出産にあたり園を離れられるため、最初に感謝の気持ちを込めて年中・年長組の子どもたちから歌とお花のプレゼントをしました。サプライズだったので感動で山本先生はじめ職員たちも涙なみだです。

 

元気なレモン色の服で登場された「やまちゃん」と「ようちゃん」!

実は手塚先生のご友人で、3人のウクレレの演奏でにぎやかに「命のお話し会」が始まりました!

初めに妊婦の山本先生の赤ちゃんの心音をみんなで聞きました。とても鮮明な勢いのある早い音が響きます。

続いて子どもたちの代表の心音!ゆっくりとしっかりした音です。

みんな不思議だけど興味津々で聞いていましたよ!

いよいよ命のお話しになりました。

やまちゃんのおなかに赤ちゃんがくっついています。

「赤ちゃんとつながっているのは何?」との質問に「おへそ!」と答えてくれる年中組のお友だちにびっくり!

赤ちゃんが生まれてから、この臍帯をはさみで切る時は痛くないことを教えて頂きました!

爪や髪の毛と同じだそうで、子どもたちは目を丸くして聞いています。

 

さて、命がどのように生まれるのか・・

1人1枚ずつ紙をもらい、針で刺したごく小さな穴が見つかり、これが命の始まりだと知って「わ~」と歓声!

この命はどのように作られるのかを、スクリーンのイラストを見ながら教えて頂きます。

次は「プライベートゾーン」についてのお話しです。

「人には見せない自分だけの秘密の場所!」それがプライベートゾーンだと知りました。

4つのお約束

①自分のプライベートゾーンは、他の人には見せない!

②自分のプライベートゾーンは、他の人に触らせない!

③他の人のプライベートゾーンを勝手に見ない!

④他の人のプライベートゾーンを勝手に触らない!

 

もしも勝手に他の人が触ろうとしてきたら

「やめて!」「いやだ!」と大きな声で言うことや、直ぐに逃げて大人に話すことも教えてもらいました。

そこで・・

不審者が声をかけてくる想定で、子どもたちを使ってのデモが始まりました。

大きな声で「やめて!」と言えていましたよ。

 

 

最後は、「実物大の赤ちゃんを抱く体験」と、「産道体験」です。

小さい赤ちゃんは3カ月、中くらいが6カ月、そして大きな赤ちゃんは9カ月!洋服を着ている赤ちゃんは3kg!

みんな嬉しそうに、でも大切に大切に笑顔で抱いていきました。

また「産道体験」では、お母さんから生まれる瞬間を1人ずつ交代で体験しました。

産道の白い幕の中に丸くうずくまり、頭からゆっくり出ていくと・・大好きなお家の方や先生たちがお母さん役で受け止めて抱きしめてくれました!

お話しだけでは理解できない大切な「命のお話し」を、見て触れて動いて楽しく学べた時間を過ごせました。

ご自宅でも、ぜひ子どもたちのお話しを聞いてあげて下さいね!

 

「生まれた瞬間の感動や喜び」を繰り返し繰り返しお子さんに伝えることで、愛されている実感と自己肯定感が育まれると大人も学ばせて頂きました。

世界に1つだけの大切な命! 大切に護っていきたいですね!